【新月の瞑想会】

朝からしとしとと音を立てて雨が花壇に植えた野菜たちを撫でていて、
雨は瞑想や内観をするのに心地よい場のエネルギーを作ってくれると思う。

私は雨の日に心の状態が落ち着いてリラックスするのを感じる。
あゝ、心地よい。

昨夜の新月瞑想会はいつもと違って音が加わった。
瞑想会は物質的肉体を持たない存在のガイドなどが誘導していく。

カリンバに似たサンスーラという楽器で、
金属のプレートを弾くと音が鳴り太鼓のように木枠に皮が張っているので
音の余韻が響いてまるで水滴が落ちて音を奏でているよう。

音につられて意識がどんどん深く潜在意識よりもさらに向こうへと入っていく。

私とガイドたちは参加者のみなさんの意識を誘導しながら
“存在そのもの”になって神との一体を感じ思い出していくのを見守っている。

我、思考が一時的に動かなくなると「ただ、わたし」になっていく。
“わたし”すら希薄になっていき、“わたしとわたし以外”の境界線もなくなる。

大いなる全て

ただそれだけ。

全てが心地よく、私の存在もただただ大いなる全てであった。

みなさんに感謝。